picture

情報元

渋野日向子が取り組むスイング改造 米ツアー優勝は困難だ
【プロツアー激辛情報】

飛球線後方から見た渋野日向子の新旧トップスイングを比べると、以前はスイングプレーン上にバックスイングしていた。

ところが今ではシャフトを寝かせて、とんでもないフラットなバックスイングに変えてしまった。

スイングプレーンについてよく分からないという人は、グリップエンドにティーペッグを差し込んでバックスイングしてみるといい。左腕が地面と水平になったあたりで止めて、ティーぺッグが飛球線を指していればスイングプレーン上、いわゆる「オンプレーン」のバックスイングをしていると思ってよい。

勢いがあった時の渋野はオンプレーンのバックスイングをしていたはずなのに、どうしてフラットなスイングに変えたのだろうか。

テレビ中継で解説者が「(スイング改造して)今はフックボールを打つためのスイングのように見える」と尋ねると、「左に曲げたくないためにスイングを変えた」と答えたという。

以前の「オンプレーン」のバックスイングでフックするとしたら、ダウンスイングを始める時、左手首を手のひら側に掌屈し、フェースを閉じてヘッドを返しているからだと思う。掌屈しないで、フォロースルーでシャフトを立てて振り抜けば左には引っかからなくなるはずだ。

予選落ちのない先週の「ホンダLPGAタイランド」で渋野は通算9アンダー34位に終わった。出場した日本4選手の中で渋野が最下位だった。

こんなフラットなバックスイングをして、なおかつ左手首を左手のひら側にコックしたら球が上がらない。日本のフェアウエーはコーライ芝なのでキャリーが出なくてもボールが転がり何とか戦える。

■飛距離不足に加えて弾道も低い

しかし、米女子ツアー会場はフェアウエーも軟らかい洋芝なので日本のコースのようにボールは転がらない。だからできるだけ弾道の高いキャリーボールを打たないと飛距離は出ない。

今年の全米女子オープン(6月3日開幕)はオリンピッククラブ・レイクコースで開催される。サンフランシスコ郊外の海に向かって傾斜している丘陵コースだ。

1998年全米オープンでリー・ジャンセンが勝った時の会場でもある。その時は現地へ取材に行き、試合が終わった翌日に回った。ウオーターハザード(ペナルティーエリア)はひとつもなく、フェアウエーバンカーが1つだけというコースだ。

フェアウエーの両サイドには巨木がグリーンまで続き、左右から枝葉が複雑に張り出している。樹木を巧みに利用し、戦略性を高めている。選手は弾道の高いキャリーボールで空中のハザード(樹木)を縫うようにして打っていかなければならない。

グリーンが小さく、なおかつ傾斜が強いので、ピンが立っている面にキャリーで落として止まる球を打たなければバーディーチャンスにつけることはできない。

スイング改造によって飛距離が落ち、しかも弾道が低くなった渋野のプレースタイルではメジャーの舞台で戦うことは難しい。早く元のバックスイングに戻したほうがよい。

(菅野徳雄/日本ゴルフジャーナリスト協会顧問)


この記事への反応

  • 元のスイングは彼女がゴルフを始めてから培ってきたものだから合ってるのは当たり前。それを変えるのだから大変なのも当たり前。ゴルファーにとってスイングは人生。自分で決めるしか無い。

  • 今年一年はじっくり見たんで良いんじゃないかな。
    良ければ結果も出てくる事だし、ただ…年末にいつもの石川古閑等の番組に出ていたらがっかりですね。

  • まあフォーム改造とか本人の考え方だから外野が何を言っても関係ないでしょう。ゴルフってスポーツは大事なのが再現性だから昨日はどうで今日はこうと毎日の変化を微調整してくれる第3者の目が必要なのです。あのタイガーでもいるんだから必要なのでしょうね。

  • 今は回りが何を言ってもダメ。本人が納得いくまでとことんやらせたら良い。少し遠回りになるかも知れないが、思考錯誤を繰返しながら最良の答えを見つけ出して行くのも良いのではないか。我々も焦らずに長い目で彼女を見守ってやりたいと思う。

  • これでいいのでは?これまでの日本の常識は間違っているし。世界で戦うには脇を身体から離さないこの形でのスイングが必要。

  • この菅野さんて方、1938年生まれの83歳。
    もちろんゴルフ経験はおありでしょうが、昭和の時代、パーシモンの時代に活躍されたジャーナリスト。
    失礼とは思いますが、最新の道具や技術を理解しているとは思えない、過去の経験則からの評論だと思います。
    逆にここまで言い切れる自信が怖いです。

  • 飛距離とかスイングとか何だっていいんです。パクインビもホンシャンシャンも勝ってるし。スポンサーが応援してるのに他人が評価する事ではない。

  • 人の自由だと思う。
    頑張れ渋野