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石川遼の改造に不安?
丸山茂樹「僕ら玄人から見るとよく分からない」〈週刊朝日〉
丸山茂樹「僕ら玄人から見るとよく分からない」〈週刊朝日〉
プロゴルファーの丸山茂樹氏は石川遼選手(30)の大幅なスイング改造に不安を募らせる。
3月末の「第23回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」で男子の総合優勝に輝いた小林翔音君(西武台千葉高2年)が、マルジュニアからの推薦で初めてプロの試合に出ました。
国内男子下部ABEMAツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」(5月25~27日、埼玉・太平洋C江南コース)で予選を通過し、通算イーブンパーで57位でした。
立派ですねえ。試合のあとに小林君の書いたお礼の文章が僕たちのところに届きました。
「緊張で始まりましたが、目の前の一打に気持ちを込めてプレーすることで予選通過ができました」と。いい文章ですよね。これをいいきっかけにして、これからもゴルフと向き合っていってほしいです。
さて国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」(5月26~29日、岡山・JFE瀬戸内海GC)は、ジンバブエ出身のスコット・ビンセント(30)が最終日に7打差からプレーオフに持ち込み、大逆転優勝を飾りました。
5位までを外国勢が独占し、「全英オープン」の4枚の切符は日本勢の手に渡りませんでした。JFE瀬戸内海GCで開催したときは、なかなか日本人が勝てないですね。今回も含めて18回の「ミズノオープン」をやって、3回だけ。最後が2015年の手嶋多一さん(53)です。
今回はとくに誰も全英出場を決められなかった。ちょっと残念ですよね。不思議な感じですね。なんでなんだろう。リンクスっていったってイギリスみたいなリンクスじゃなくて池も絡んでますし。そういうところが日本人の弱い部分が出ちゃうのかな。
日本ツアー3勝目のビンセントは非常にロングヒッターで、初優勝してから勝ち方を覚えたというか、自信になったんでしょう。ここ最近は優勝争いすると強いですよね。遠い国から来て、4月にお子さんが生まれてね。家族も増えたということで、余計にモチベーションが高まったのもあるかもしれないですね。彼を見てると、オールマイティーにいいプレーをする選手だと思います。
石川遼(30)はトップに6打差の7位で最終日を迎えました。しかし2バーディー、3ボギーの73と伸ばせず、21位。14年以来の全英出場はなりませんでした。
遼の場合、スイング改造がどの段階にあるのかですね。成績が出ないことにストレスを感じてるのは遼ですから。何かしらの突破口があるといいなと思って見てますけどね。あまりにも大幅なチェンジなんで、そんなに簡単じゃないと思います。どういうところを目指してるのかが、ちょっと僕ら玄人から見るとよく分からないというか。
30歳といえばゴルファーでいうと、一番脂がのってよくなるところなんですけど、彼の場合はもう初優勝から15年ですか。注目されるが故に苦しいのも分かる。ビジョンを明確にして頑張ってほしいですね。
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。
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この記事への反応
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石川選手も今の理論にこだわり過ぎなんじゃないでしょうか。
もう少し彼自身のかつてのフィーリングを思い出してもらいたいと思いますね。 -
石川遼くんは明らかに10代の頃のスイングの方が合ってると思う。
無理して攻めるなどコースマネジメントに問題があっただけで、スイング自体はとても綺麗なスイングしてたのにね。 -
どんなスイングだって真っすぐ飛べばいい。要するに同じスイングが復元できるかどうか。
その点、石川は日々、修正修正でその場その場でスイングに微妙に変化が起きてしまう。
自分でもどれが一番真っすぐ飛ぶスイングなのか解らなくなっているのではないか。
元々実力はあり、小技の技術は今でも素晴らしいものがあるんだから、スイングを修正するのではなく、プロゴルファーとしての方向性を修正したほうが良いと思う。 -
彼が輝いていたのは、15歳からの2-3年。
それは少年の体に天性という感覚が宿っていたからであって、体も成長し感覚が変われば普通の人になります。
そこから努力とプロとしての技術を磨いてきているので、この状態が天井だと思います。
過剰な期待は彼を苦しめます。
頑張るとか、課題がわかったとか、言うしかないのがわかりませんか? -
石川遼はとにかくフォームをイジリ過ぎると思う
確かに毎年進化する為や年齢や体力に合わせて変わっていくのだと思うけど何か自分を見失ってる気がします。
ヨネックスの時のイケイケドンドンが全然感じられないのは寂しい
何かもっとゴルフを楽しんでやって欲しい気もしますけどやっぱりプロはそんな訳には行かないんでしょうね。 -
いまの自分のていたらくを現実として受け止められないから、常にスイングを改造して、「まだその途中」、「少しずつ良くなってる」、「数年後を見据えて」みたいな言い訳を用意し続けてるんでしょう。
もう一生こんな感じなんだろうなきっと。 -
玄人から見るとよくわからないというのは、もう素人にはお手上げです。
平均的なプロから見るとトッププロの考えはわからないということなのかな?
丸山自身もアメリカツアーで何勝かしてるしね。
ますます意味がわからないな。 - 石川遼がなぜあれだけのスイング改造したのか、ミート率を上げるためか、飛距離を伸ばすためか、その辺りを誰かに教えてもらいたかったが、丸ちゃんでわからなければ誰にもわからないですね
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