
情報元
見えてきた夏場の逆襲 稲見萌寧は“体の問題”に視界開ける
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップレディス 事前情報◇3日◇茨城GC西C(茨城県)◇6680ヤード・パー72>
トレーナーが決まらない…。今季開幕から付きまとってきた稲見萌寧の体の問題がクリアとなってきそうだ。大会前の会見で「去年のトレーナーさんに今週からお願いすることになった」と発表。今シーズンの契約となる見込みで「少しずつ私のゴルフができそうな体に戻ってくる雰囲気はある」と前向きな言葉が出てきた。
昨シーズン9勝を挙げて賞金女王に輝いた稲見だったが、開幕から「思うようなオフが過ごせなかったから不安」と感じていた。その言葉が出てきた理由が、今季から新たに契約したトレーナーとの相性が合わないことだった。シーズン早々にそのトレーナーとの契約を解消すると、そこから新たなトレーナー探しが始まる。
その間、ずっと体には不安を抱えたままだった。「ゴルフと体が合っていない。アドレスから構えた感覚が違う。このアドレスではどう上げていいか分からない」。特に悩んだのがグリーン上だった。
「一番影響を受けたのはパッティング。軸がブレずに動かすのが去年は自然にできていた。だから狙ったところに打てていたが、重心バランスがうまく合わず構えたところから動けない」
『パット・イズ・マネー』といわれる。昨年は4月までに4勝を挙げていたが、今年は未勝利。パッティングの不調はスタッツを見ても明らかで、昨年1.77(2位)だったパーオンホールの平均パット数は1.83(36位)、同じく29.51(19位)だった1ラウンド当たりの平均パット数は30.32(68位)に下がっている。
稲見の生命線であるパーオン率こそ、75.77%(1位)から73.48%(4位)に少し下がっただけだが、1ラウンド当たりの平均バーディ数は昨季の3.73個(1位)から3.00個(24位)に落ちており、グリーン上でチャンスをものにできていないのは間違いない。
それだけに体の不安が解消されたことは大きい。「気持ち的に楽になった。夏くらいに調子を上げていけたらいいかと考えられるようになりました。体をちょっとずつ戻してゴルフの感覚を合わせる。ハマるのは先だと思うけど、そのなかでも少しでも合わせていけたら」。2カ月遅れながらも開けた視界。銀メダリストの反撃はメジャーから始まる。
関連記事
この記事への反応
-
稲見さんも復調に向けて色々考えてやっている事の一環だと思います。
ただ、このトレーナーさんの件はスイングとかの部分とはまた違った、それ以前の事。
ここでフィーリングを何とか元に戻して、その上で練習を繰り返しましょう、と。
なのでまだ時間はかかりそうです。
腰痛から来るフィーリングや体幹やバランスとかは、一度疑心暗鬼に陥るとなかなか改善しない部分です。
この感じだとまだ時間はかかるとは思いますが、幸いにもまだ前半戦。
メジャーで何とかいい感覚を掴んでほしい。 -
全ては昨年痛めた腰からきてるんだろうけどね。
そしてその腰痛の原因は練習と連戦の疲れからのような。
まぁトレーナーとしっかりコミュケーションをとらなかった稲見のミスでしょう。
体調のちょっとした変化は本人にしかわからないし。
トレーナーのいうことに一部耳を貸さなかったのかもしれない。
本人も言ってるけどまだまだ時間はかかるでしょう。
今シーズンは来季に向けての勉強のシーズンになりそうですね。 -
不振の原因はトレーナーの問題なの?
違うだろう、自分自身というか気持ちの問題だと思うよ。
子供じゃないんだから、方向性を決めるのはあくまでも自分。
周りのスタッフは補助でしかない。
去年と何が違うかって、一番は体が絞れてないこと。
顔も体も太り過ぎ。
誰かのせいにするのではなく、自分の意識を変えない限り不振から抜け出せないよ。 -
トレーナーもいい迷惑。
すぐに契約解除になったトレーナーさんは、ツアーに帯同するために、シーズン契約だったのでは?
それがポイ捨てとはね。
さらに、一度クビを切られたトレーナーさんだって、不信感が残ってないか?
本来、彼らの助けを借りて、自分で解決すべき問題をトレーナーが不調の原因と思っているなら、そこまでの選手。 -
トレーナーとの相性はあるだろう
ポイ捨て?それは契約するうえで何も問題ないだろう
契約時、解除の場合の補償金の明記があれば、稲見サイドが払ってるはず
外野がとやかく言う事ではない(相手もプロ)
もしトレーナー変えて成績向上すれば、それが正解だったとなる -
トレーナーなんか関係ない
今年のパット数も2019年とほぼ同じだし、今のが本当の実力で去年が良過ぎただけだよ
成績が上がらないのを他のせいにしてるだけだろ - 去年あれだけうまくいったのになんでトレーナーさん変えちゃったのかな?
- 契約解除したトレーナーのことボロクソに言うからな、この人は。 小楠氏も言われてたのによく戻る気になったもんだ。 再び逃げられないといいけど、口は災いの元ですよ。
コメント:0